百名伽藍(南城市)、ホテルの世界3賞受賞


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ホテルサービスを評価する世界的な賞受賞を報告する百名伽藍の渕辺美紀オーナー兼総支配人ら(中央)=3日、那覇市の琉球新報社

 南城市のリゾートホテル百名伽藍(がらん)が、世界的な賞を相次いで受賞し、国内外での知名度を上げている。6~9月に「ワールド・ラグジュアリーホテル・アワード」「ホテル・オブ・ザ・イヤー」「ラグジュアリー・トラベル・ガイド・アワード」の海外に事務局を置く三つの賞を受賞した。それぞれ世界中のホテルを対象に、立地や接客サービスの質などを専門家や宿泊者が評価する賞で、全て県内では同ホテルが唯一の受賞となる。

 ワールド・ラグジュアリー―では、海辺の高級ホテル部門で2年連続のアジア大陸賞を受賞。旅行客や旅行会社担当ら約20万人が評価する。受賞した世界709軒のうち、国内は4軒のみだった。
 ホテル・オブ―では世界的ブランド約2100軒が対象となり、国内は2軒のみ選出された。百名伽藍は「トップ100ホテルリゾートワールドワイド」と「ベストスモールビーチホテルワールドワイド」の2部門を受賞。観光関連事業者を表彰するラグジュアリー・トラベル―では「ラグジュアリーシービューリゾートオブザイヤージャパン」を受賞した。
 開業3年半の百名伽藍は1泊約5万円からの高級リゾート。最近は欧州客も増加傾向にあり、稼働率は80%近いという。渕辺美紀オーナー兼総支配人は「琉球ホスピタリティーという独自のおもてなしをしている」と話した。
英文へ→Hotel Hyakuna Garan Okinawa receives three global awards