【名護】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が予定されている名護市辺野古の松田ヌ浜には1日、初日の出を見ようと市内外から約300人が訪れた。初日の出を拝んだ稲嶺進市長は「ひるむことなく前進する年にしたい」と意気込みを語った。
辺野古への新基地建設に反対する有志らによる「初興(はちうくし)」も行われた。初興では、伊波義安さんの呼び掛けで市内外から35人の地謡と40人の踊り手が出演し「かぎやで風」などを披露した。最後には全員でカチャーシーやラインダンスを踊り、新基地建設阻止に向けて決意を新たにした。
初日の出を拝んだ稲嶺市長は「ことしは基地問題にとどめをさす年にしよう」と決意を込め、「世界中からもいっぱいの応援をいただいている。ひるむことなく前進する年にしたい」と話した。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「生き抜いて生き抜いて、政府の圧力に耐えて最後には必ず勝利する」と運動の継続を呼び掛けた。
【琉球新報電子版】
英文へ→People celebrate first sunrise of New Year in Henoko