社会

石垣市役所、高台移転が多数 住民投票、投票率39%

 【石垣】石垣市役所の建て替えに伴う新庁舎の建設位置を問う住民投票は7日、投開票され、市美崎町の「現地」が2655票(18%)、高台にある「旧石垣空港跡地」が11895票(81%)となり、高台移転に賛成する票が圧倒的多数を占めた。ただ、投票率は39・05%と低調だった。

 結果について中山義隆市長は「投票率が40%ないのは少し残念だが、住民の意思はしっかり表れたかなと思う」と評価した。市新庁舎建設基本計画策定委員会は昨年12月、現地での建て替えを提言する答申を市長に提出しているが、中山市長は答申も勘案し「2、3日中には建設地を決め原案を策定する」と説明。月内には最終的な基本計画をまとめる方針を示した。
 住民投票条例は投票率による成立条件や法的拘束力はないが、結果について市長や市議会は尊重するよう規定している。
 結果について現地派である美崎町自治公民館の武内憲治館長は「結果は謙虚に受けとめたいが、策定委は現状案を答申した。住民投票と合わせれば1対1の結果だ」と答申通りに計画が進むことを望んだ。
 高台移転案を推す大浜公民館の當山信佳館長は「住民投票条例では結果を尊重することが求められている。その通りに履行してほしい」と話した。
 当日有権者数は3万7648人で投票者数は1万4700人だった。うち無効票は150票だった。