琉球漆器文化に感動「じーんときた」 つば九郎、浦添市美術館訪問


この記事を書いた人 金城 美智子
浦添市美術館の宮里正子館長に案内されるつば九郎=16日午後、同美術館

 【浦添】プロ野球、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」が16日、浦添市美術館を訪れた。浦添での球団キャンプに合わせて、つば九郎も沖縄入りしている。

 美術館では宮里正子館長が琉球漆器の常設展示を案内し、全国でも漆器の美術館として有名であることを紹介した。
 つば九郎は漆器の文化や歴史を知り「じーんときた。自慢の手料理を入れたくなった」と感想を話し、宮里館長に「次回は家族で美術館に来てください」と言われると「独り者です」と答え、集まったファンから笑いが上がった。
 つば九郎に会いに来たという市内の諸見里千咲さん(25)は「ユーモアあふれるキャラクターでさらに好きになった。市民として浦添に来てくれてうれしい」と語った。
 つば九郎は17日まで「つばさんぽin浦添」の一環で市内の各地を巡る。17日は午前11時45分に市民球場おもてなしステージに登場するほか、市伊奈武瀬の市養蚕絹織物施設サン・シルクや市勢理客の結の街などを訪れる。【琉球新報電子版】