政治

2万8000人国会包囲 新基地阻止へ全国行動 8都市で同時抗議

国会周辺を取り囲み、政府に対し辺野古新基地建設を訴える参加者ら=21日午後3時半すぎ、東京・国会議事堂前

 【東京】政府に対して米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設断念を求め、国会を取り囲む「2・21首都圏アクション国会大包囲」が21日午後、国会議事堂周辺で開かれた。辺野古新基地建設に反対する国会包囲行動は4回目。昨年9月以来となり、過去最多の2万8千人(主催者発表)が参加した。参加者は辺野古の海を象徴する青いものを身に着け「基地を造るな。埋め立てやめろ」「辺野古の海をつぶすな」と声を上げ、人間の鎖をつくり国会を取り囲んだ。21日は、東京を含む全国8都市で「全国同時アクション」が行われ、約3万1千人が辺野古新基地反対の声を上げた。

 国会包囲は過去3回を主催した「『止めよう!辺野古埋立て』国会包囲実行委員会」のほか、安保法制に反対する「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が新たに加わり共催した。「辺野古ノー」と共に安保法制廃案を訴えながら、参院選での野党共闘や安倍政権退陣を求めた。
 登壇したオール沖縄会議共同代表の稲嶺進名護市長は政府が新基地建設を強行することに「もっと国民の意見をしっかり聞いてほしい。そして政治に反映させるのが国会議員だ」と力を込めた。ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表、ルポライターの鎌田慧氏、シールズ琉球のメンバーもマイクを握り、新基地建設断念を訴えた。辺野古新基地建設をめぐり、翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消し、政府と県が法廷闘争突入後の初の包囲行動となった。
 過去3回開かれた辺野古新基地建設に反対する国会包囲の参加人数は主催者発表で2015年1月25日の第1回が約7千人、同年5月24日の第2回は約1万5千人、同年9月12日の第3回は約2万2千人が参加した。参加者は回を重ねるごとに増えており、辺野古新基地建設に反対する民意の広がりを見せた。
 「全国同時アクション」は20日、高知で実施され、21日は札幌、仙台、富山、名古屋、京都、大阪、岡山でも新基地建設中止を訴えた。

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英文へ→28,000 people surround National Diet Building in protest of building new base at Henoko



琉球新報