琉球新報社 
【東京】文部科学省は９日、２０１５年度青少年の体験活動推進企業の表彰式を同省で開き、琉球新報社主催の「新報サイエンスクラブ」（一般財団法人沖縄美ら島財団共催）に中小企業部門・審査委員会特別賞を授与した。
事業開始から携わる琉球新報社営業局広告部の古波倉正信副部長が表彰状を受け取り「参加した児童・生徒や美ら島財団に感謝したい」と話した。
同クラブは２０１１年度に開始。県内小中学生に沖縄の自然や動植物の調査研究費を助成し、研究成果を発表している。５年で４３６人が参加。参加者が沖縄青少年科学作品展で県知事賞を受けたり、毎日新聞社など主催の自然科学観察コンクールで入賞したりしており、教育的工夫や成果などが評価された。
最高賞の文科大臣賞の大企業部門はパナソニックの映像制作支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース（ＫＷＮ）」、中小企業部門は金沢大地の「コープ農園 大豆・味噌づくりコース」が輝いた。
表彰式後のシンポジウムに古波倉副部長らが参加、青少年の体験活動充実へ企業が果たす役割について議論した。
英文へ→Ryukyu Shimpo Science Club receives MEXT special award
