【アメリカ】芸大在学中、芸能漬け 県系2世・小野さん


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 県費留学生として県立芸大に1年間留学したロサンゼルス生まれの県系2世のエイミー小野さん(25)は、在学中は毎日が舞踊や三線、組踊漬けとなり、アメリカでの仕事メーンの生活から琉球芸能に携わる日常に変わった。

 印象に残っているのは、2月11日から14日の兵庫と沖縄の友愛キャンプに参加したのと、3月になって「綾庭の宴」に出演にしたことを挙げた。
 一緒に踊った世界若者ウチナーンチュ連合会代表でミスうるまの玉元三奈美(28)さんは、2013年にロサンゼルスで行われた第2回世界若者ウチナーンチュ大会で初めて出会った。留学生として来沖した際に再会した。2人の共通点は琉球舞踊。3月の舞台「綾庭の宴」で四つ竹を初共演した。玉元さんは「海を越えた出会いから、故郷沖縄で舞踊を通してさらにつながれたことがうれしく感動した」と語った。
 エイミーさんを指導した波照間永吉教授は「受講の態度もよく、質問にも常にしっかりと答えていた。舞踊のほうも十分にお稽古が行き届いていると感じた。昨年暮れの竹富島・小浜島の『移動大学』にも参加して、島の人びとを喜ばせてくれた。八重山の小さな島を歩いたことは本人にとっても良かったのではないか」と評する。
 アメリカでサポートしてくれた県人会メンバーや家族、沖縄で出会えた世界各国の留学生たち、学校の友達、舞台やイベントを通して知り合った方々全てに再会できたことに感謝の心を忘れない。「この感動を将来的にはアメリカで舞踊を教えていければと思っている、そのためにももう1年間沖縄に滞在して琉球芸能に携わりたい」と抱負を語った。(当銘貞夫通信員)
英文へ→Okinawan Nisei Ono Immersed in Ryukyu Performing Arts

「綾庭の宴」に参加するエイミー小野さん(左端)と玉元三奈美さん(右から2人目)。アルゼンチンやペルーからきた県費留学生とともに撮影=3月12日、ミュージックタウン音市場
県立芸大祭で加那ヨーを踊るエイミー小野さん(左端)=2015年11月2日、沖縄県立芸術大学奏楽堂