社会

ゲート前で約250人が抗議行動 辺野古新基地建設 海上、波高く、作業みられず

作業員が乗っているとみられる車両の前に立ちはだかる市民を排除する機動隊員ら=9日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブの三つのゲートでは9日午前、計約250人の市民らが集まり抗議行動をしている。8日まで4台程度だったゲート内の機動隊車両が9日は9台に増えており、緊張感が高まっている。午前10時現在、工事に関係するとみられる資機材を載せた車両の基地内への進入は確認されていない。
 午前8時、作業員が乗っているとみられる車両3台がゲート内に入った。市民らが進入を阻止しようと立ちはだかったが、機動隊員約20人が市民らを道路の端に排除し、その間に車両を基地内に入れた。
 市民らは「作業員は中に入れない」「海上作業は中止しろ」などとシュプレヒコールを上げた。
 一方、海上は午前10時現在、停泊中の大型クレーン船のクレーンはたたまれたままで、大型コンクリートブロックの投下は行われていない。天候が悪く波も高いため、沖縄防衛局の作業船も確認されていない。海底ボーリング(掘削)調査を実施する大型特殊船「ポセイドン1」は時折移動しているが調査を始めたかは不明。新基地建設に反対する市民らも作業準備が確認されていないことや波が高いことから、海上での抗議行動は行っていない。【琉球新報電子版】

英文へ→About 250 protest at Camp Schwab gates as bad weather delays work on Henoko base