政治

工事車21台がシュワブ内へ 海上作業確認されず 

機動隊によって排除される市民ら=20日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題で、コンクリートミキサー車4台を含む工事関係車両21台が20日午前、米軍キャンプ・シュワブ内に入った。基地建設に反対する市民ら約100人がゲート前に座り込んだが、機動隊によって排除された。

 機動隊に排除される中、市民らはお互いの腕を組みながら「警察は本来の仕事をしろ」「基地建設に加担するな」などの声を上げた。
 排除後、再びゲート前に座り込んだ瑞慶覧朝彦さん(66)=読谷村=は「座り込みを排除されるのは悔しい。もっと多くの人が集まれば、工事車両を止めることもできるはず」と話す。「座り込む理由の一つに、『次の世代を担う若者のため』という思いがある。しかし、排除する機動隊の多くが若者だ。矛盾のようなものを感じる」と声を落とした。
 一方、海上では午前10時時点で作業の様子は確認されていない。抗議市民らは抗議船2隻、カヌー9艇、ゴムボート1隻で監視している。【琉球新報電子版】