サンバの本場で堂々3位 那覇市の宮城姉妹


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 ブラジルのサンパウロで1日に開かれたカーニバルに、那覇市の宮城佳代子さん(34)、弥生さん(32)姉妹がトップチーム「アギア・ジ・オウロ」のパシスタ(花形ダンサー)として出場した。

チームはトップ14団体でつくる「エスペシャルリーグ」で3位に入賞した。姉妹は2012年以来2回目の出場で、その時の12位から躍進し、上位入賞を果たした。
 姉妹は2月中旬にブラジルに渡り、チームに合流した。佳代子さんは「ヒールが折れるほど練習し、全ての力を出し切った。チーム4千人の団結力と、歌と踊りのエネルギーが評価されたと聞いた」と話した。
 練習の合間にブラジル沖縄県人会や、那覇市の姉妹都市サンビセンテ市の子どもたちと交流した。
 佳代子さんは「県人の皆さんにも応援してもらい、心を込めて踊った。次回も参加したい。できれば世界のウチナーンチュ大会にチームを呼び、3位入賞した力を沖縄で見せたい」と展望した。