那覇市議補選、7人の当選決まる 投票率は最低21.07%


那覇市議補選、7人の当選決まる 投票率は最低21.07% 那覇市役所(資料写真)
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 辞職や県議選への立候補によって欠員が生じた那覇市議の補欠選挙(定数40、欠員7)が21日に投開票され、立候補者10人のうち前職2人、元職2人、新人3人の計7人が当選した。任期は2025年8月3日まで。

 当選者は得票順に坂井浩二氏(49)=自民、喜屋武幸容氏(50)=社民、上原安夫氏(64)=共産、上原ゆいな氏(35)=無所属、與儀喜邦氏(67)=立民、下地ななえ氏(44)=無所属、仲松寛氏(61)=維新。

 投票者数は5万2910人で投票率は21.07%。1996年に単独実施した市議補選の投票率25.36%を下回り、市選挙管理委員会が把握する1948年以降の市長選、市議選で過去最低となった。

 市議会構成は補選前と比べ与党が3人増の計20人、野党が3人増の計15人、中立が1人増の計5人。

(嘉陽拓也)