「津堅にんじんサイダー」誕生 島の無農薬特産品活用


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新発売の津堅にんじんサイダーをPRする萌芽の赤嶺操子代表(左)と赤嶺かおりさん=11日、琉球新報社

 ニンジン生産・加工・販売の萌芽(うるま市、赤嶺操子代表)はこのほど、津堅島特産のニンジンを使った新商品「津堅にんじんサイダー」を開発し、14日から始まる離島フェアで100本限定で先行販売する。

今月末から本格販売する。1本200ミリリットル入りで税込み250円。津堅島のターミナルやうるま市の海中道路の海の駅などで販売を予定している。
 津堅島産ニンジンを絞ったピューレを1本に40グラム使用、県産シークヮーサーを加えた。着色料や保存料は一切使用していない。ラベルに津堅島の形や高速船をあしらった。開発に携わった赤嶺かおりさんは「ご当地サイダーになってほしい。無農薬で生産しており、くせがなくニンジン嫌いの人でもおいしく飲める。県外にも販路拡大していきたい」とPRした。
 萌芽は「乾燥にんじんしりしり」やニンジンのパウダー、あめ、麺など加工品を次々開発している。問い合わせは萌芽(電話)098(855)5560。