全国高文祭が開幕 滋賀


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将棋の団体戦男子で真剣なまなざしで次の一手を考える(左から)普天間高の當山隼司君、与那嶺明君、玉那覇良也君=28日、滋賀県米原市の県立文化産業交流会館

 【滋賀で黒田華】第39回全国高校総合文化祭が28日、滋賀県で開幕した。1日目の県勢が参加する部門では美術・工芸や写真の展示が始まった。将棋は予選が行われたが、予選突破はならなかった。

南風原高の郷土芸能部と西原高校の吹奏楽部が出場予定だったパレードは雨天のため中止になった。
 大津市の県立近代美術館で行われた美術・工芸部門は、力作が並ぶ中、県勢の5人の絵画、2人の立体作品が展示された。
 じゃんけんをする柔らかな手を描いた油彩「Hand Made」を出展した平良麻陽(あさひ)さん(開邦高2年)は「みんな頭の中はどうなっているのだろうと思うほど個性的な作品ばかり」と刺激を受けていた。
 将棋部門団体戦を戦った普天間高3年の与那嶺明君は「一手のミスで一気に攻められる。全国はやはりレベルが高い」と話していた。