<金口木舌>みんなの学校

 障がいのある子もない子も分け隔てなく同じ教室で学ぶ。多様な子が共に育つ。学校の合言葉は「自分がされていやなことは人にしない 言わない」。「みんなの学校」として注目を集める大阪市立大空小学校だ。実践はドキュメンタリー映画になった

▼教室で動き回る子がいた。教師はすぐにしかりつけない。子どもの気持ちを聞くように努め行動の背後の本音に思いを巡らせる。初代校長の木村泰子さんは「すべての子どもがその子らしく、存分に自分の力を高める場所が『学校』」と言う
▼新型コロナウイルスの感染拡大に伴う長期休校が明け21日、県内の全ての小中高校・特別支援学校が再開した。友達との再会にわくわくしただろうか。登校が「つらい」と感じる子もいるだろう
▼マスク着用、間隔を空けた席の配置、接触を避ける体育…。コロナ対策で風景が一変する。教員から「生徒の話を聞き、つながりを取り戻すところから始めたい」との声を聴いた
▼感染を避けるため那覇市教育委員会が市内の小中学校の運動会や学習発表会を中止する通知を出した。1学期予定の修学旅行などは規模を縮小または延期する
▼学校行事には子どもたちの個性が光る瞬間がある。互いの「らしさ」を発見し認め合う機会にもなる。感染に気を付けながら工夫を凝らした行事の持ち方ができないか。知恵の絞りどころだ。



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