<南風>優しい言葉


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 最近、影響力がある方がTwitterで発した辺野古の座り込みに関する投稿が話題になっていた。多くの仲間たちが傷ついているのを見るとつらい。言葉は時に人を深く傷つける。

 だが傷つけられても、聞き流すことも時には良いかもしれない。傷つけられた時同じ土俵に立って、相手を傷つける言葉を発信すると泥沼になってしまうこともあるし、疲れてしまう。

 人間それぞれに正義を持っている。その正義があまりにも違うと、分かり合えるのは難しいし傷つけ合うことが多い。それなら戦わない方が双方にとって良いのではないかと私は思う。

 Twitterは怖いという印象を持っている人が一定数いると思う。私もそう思っていた。しかし最近の選挙で、そこには優しい世界も広がっていることを知った。県外の方たちや、うちなーんちゅ含めみんな優しい言葉をかけてくれた。「ありがとう」「お疲れさま」。その言葉一つ一つが温かく、私はその言葉にとても励まされた。たくさんのいいね!もうれしかった。全国にこんなにも仲間がいるのかと感動した。

 アメリカにも沖縄の問題に関心を持ってくれる方もいる。最近ジャーナリストであるアビー・マーティンさんが米軍基地がもたらす環境問題についてのドキュメンタリー制作のために沖縄に取材に来ていた。

 英語圏の視聴者が半数以上のYouTubeチャンネル「Nobita from Japan」さんが私を取材してくれた。これから英語圏にも連帯してくれる人たちが増えるかもしれないと思うと楽しみだ。

 この国の人は、内地の人は、こうだとくくるのではなく個人をみて仲間を多く増やしていくことにフォーカスし楽しく優しい社会を創っていこう。言葉はどうせ使うなら傷つけ合うのではなく、みんなの幸せが広がる使い方をしていこう。