喫煙率は男性25%、女性7% いずれも低下、厚労省


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 喫煙のイメージ

 厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、たばこを吸う人の割合は男性で25・4%、女性で7・7%だった。3年ごとに喫煙率を調べており、男性は前回19年から3・4ポイント、女性は1・1ポイント低下。いずれも減少傾向が続いている。

 害悪が広く認識されるようになったことや健康志向の高まり、受動喫煙対策を強化した改正健康増進法の施行などが影響したとみられる。

 男性は01年時点で全体の48・4%とほぼ2人に1人が吸っていた。約20年が経過し4人に1人まで減ったことになる。

 年代別に見ると、男性は40代が34・6%と最も高い。50代32・6%、30代29・9%と続いた。