発達する熱帯低気圧に関する情報 第02の03号
2023年8月7日午後10時20分
気象庁 発表
熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。
【本文】
7日21時の観測によると、熱帯低気圧が南鳥島近海の北緯24度20分、東経148度40分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の8日21時には小笠原近海の北緯24度50分、東経147度50分を中心とする半径110キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の9日21時には小笠原近海の北緯25度05分、東経145度50分を中心とする半径165キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
72時間後の10日21時には小笠原近海の北緯26度50分、東経144度05分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。予報円の中心から半径390キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の情報にご注意ください。