発達する熱帯低気圧に関する情報 第02の04号
2023年8月8日午前4時20分
気象庁 発表
熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。
【本文】
8日3時の観測によると、熱帯低気圧が南鳥島近海の北緯23度40分、東経149度05分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の9日3時には小笠原近海の北緯24度35分、東経147度30分を中心とする半径110キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の10日3時には小笠原近海の北緯25度05分、東経145度00分を中心とする半径165キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
72時間後の11日3時には小笠原近海の北緯26度50分、東経143度20分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径390キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の情報にご注意ください。