NY株反落、158ドル安 銀行格下げを嫌気


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 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比158・64ドル安の3万5314・49ドルで取引を終えた。米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米中堅銀行などの格付けを引き下げたことが嫌気されて金融株などが売られ、下げ幅は一時460ドルを超えた。

 ムーディーズは7日に米銀10行の格付け引き下げを公表。米地方銀行の経営不安が再燃し、投資家心理を悪化させた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し110・08ポイント安の1万3884・32。

 個別銘柄ではITのセールスフォース・ドットコム、金融のゴールドマン・サックスの下落が目立った。