携帯大手、ドコモとSB増益 楽天新プランの影響「軽微」


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 NTTドコモのロゴ

 携帯電話大手3社の2023年4~6月期決算が出そろい、金融や企業向けの事業が好調だったNTTドコモとソフトバンクが増益だった。楽天モバイルが6月に投入した新料金プランの影響は、KDDIを含めた3社とも軽微と説明した。

 ドコモは営業収益が前年同期比2・5%増の1兆4578億円、純利益は0・2%増の2055億円。金融事業が伸びた。ソフトバンクは売上高が5・0%増の1兆4296億円、純利益は15・4%増の1467億円だった。

 KDDIの売上高は1・4%減の1兆3325億円、純利益は7・9%減の1769億円。企業向けの事業は好調だったが、他社に回線を貸し出すことで得る収入が減ったことなどが響いた。