NY株続落、191ドル安 CPI発表控え売り優勢


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 ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比191・13ドル安の3万5123・36ドルで取引を終えた。米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、持ち高調整の売り注文が優勢となった。

 CPIが物価の高止まりを示せば米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続する可能性が高まるとの警戒感が出た。格付け会社が米中堅銀行などの格付けを引き下げたのが引き続き嫌気され、銀行株が売られたことも相場を押し下げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、162・30ポイント安の1万3722・02。