米7月物価、3・2%上昇 約1年ぶりに伸び拡大


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 スーパーの食品売り場=9日、シカゴ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米労働省が10日発表した7月の消費者物価指数は前年同月に比べて3・2%の上昇だった。金融市場の事前予想(3・3%)をわずかに下回ったものの、伸び率は前月から拡大し、昨年6月以来、約1年ぶりに再加速した。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は4・7%上昇だった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を0・25%引き上げることを決めた。パウエル議長が今月下旬の講演で、追加利上げに関してどのように言及するかが注目されている。