【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは22日までに、ロシアがイランの協力を得て、中部タタルスタン共和国の工場で2025年夏までに6千機の無人機(ドローン)製造を目指していると報じた。1600キロ以上飛行し、ウクライナの都市への攻撃が可能。同紙が入手した計画の詳細文書で明らかになった。
ロシアは軍用無人機開発の分野で後れを取っているとされ、ウクライナ各地への攻撃ではイラン製無人機「シャヘド」を多用してきた。イランの技術支援を受けてロシア国内でドローンが量産されれば、精密誘導弾の不足を補うことができる。ウクライナの戦況にも影響を与えそうだ。