サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝したスペイン代表メンバーらが、同国連盟のルビアレス会長が続投する限りは国際試合の出場を拒否するとの声明を出した。25日、ロイター通信が報じた。同会長はW杯の表彰式で選手の口にキスをして批判を浴びているが、辞任は拒否している。
キスされたエルモソは声明で、合意の上だったとする同会長の主張を否定した上で「私の言葉が捏造されるのは許せない」と記した。この問題を巡ってスペイン政府は同会長の資格停止を求める法的手続きを取ると報じられ、国際サッカー連盟は懲戒手続きを開始した。(共同)