台風情報=気象庁(位置)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 令和5年 台風第9号に関する情報 第9号 (位置)

 2023年8月26日午後4時5分

 気象庁 発表

 

 台風第9号は、強い台風から、非常に強い台風に変わり、フィリピンの東をゆっくりした速さで南へ進んでいます。

 

 【本文】

 非常に強い台風第9号は、26日15時にはフィリピンの東の北緯18度00分、東経123度10分にあって、ゆっくりした速さで南へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、24時間後の27日15時にはフィリピンの東の北緯16度40分、東経123度50分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルが予想されます。予報円の中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 48時間後の28日15時にはフィリピンの東の北緯17度40分、東経125度20分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。予報円の中心から半径290キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 72時間後の29日15時にはフィリピンの東の北緯19度50分、東経124度30分を中心とする半径220キロの円内に達し、猛烈な台風になる見込みです。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルが予想されます。予報円の中心から半径370キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の台風情報にご注意ください。