スペイン会長、暫定資格停止処分 サッカー女子W杯後のキス騒動で


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 スペインサッカー連盟のルビアレス会長=2018年、クラスノダール(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スペイン連盟のルビアレス会長に対して90日間の暫定的な資格停止処分を科すと発表した。同会長は女子W杯で優勝した同国代表選手の口にキスをして、各方面から批判が殺到している。

 表彰式でキスをされたエルモソ選手に直接、または間接的に接触を試みることも禁じた。FIFAの規律委員会は24日に同会長に対する懲戒手続きを開始していた。

 同国代表選手は、辞任を拒否している会長が続投する限りは国際試合の出場を拒否する声明を出した。資格停止へ向けた法的手続きに入ったスペイン政府を含め、辞任や処分を求める声が相次ぐ騒動となっている。