台風情報=気象庁(位置)


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 令和5年 台風第11号に関する情報 第10号 (位置)

 2023年8月29日午後4時5分

 気象庁 発表

 

 台風第11号は、フィリピンの東を1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいます。

 

 【本文】

 台風第11号は、29日15時にはフィリピンの東の北緯19度00分、東経137度25分にあって、1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風の中心は、12時間後の30日3時には日本の南の北緯20度20分、東経136度25分を中心とする半径85キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。予報円の中心から半径140キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 24時間後の30日15時には日本の南の北緯21度10分、東経134度50分を中心とする半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルが予想されます。予報円の中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 48時間後の31日15時には日本の南の北緯23度20分、東経130度30分を中心とする半径210キロの円内に達し、強い台風になる見込みです。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径340キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 72時間後の1日15時には沖縄本島近海の北緯25度20分、東経126度00分を中心とする半径300キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径430キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の台風情報にご注意ください。