住民、不安そうに海見つめ 石川県で震度7


住民、不安そうに海見つめ 石川県で震度7 強い地震で起きたひび割れ=1日午後4時ごろ、石川県輪島市
この記事を書いた人 琉球新報社

 元日の石川県で震度7を観測する大地震が発生した。建物の倒壊や地面の陥没。大津波警報も出され、避難した住民らは不安そうに海を眺めた。

 金沢市内の神社では鳥居が崩壊し、周辺にいた住民100人以上が高台に避難。不安そうに海の様子を見つめていた。

 石川県輪島市役所の男性警備員によると、敷地内の地面が陥没し、建物内では物が散乱。津波を警戒し、周辺住民が屋上に避難しているという。

地震で倒壊した金沢市の大野日吉神社の鳥居=1日午後4時50分ごろ

 短時間に緊急地震速報が何度も流れ、テレビのアナウンサーは「早く逃げてください」と強い口調で訴えた。

(共同通信)