練習を公開した日本ハム・松本剛＝伊江島
共同通信社 目標は最多安打 日ハム松本剛
日本ハムの松本剛外野手が14日、伊江島で練習を公開した。2022年の首位打者は「165本打てば数字（打率）も残る。増えるものを一本ずつ」と、13年目の目標をリーグ最多安打に定めた。
チームにはメジャー通算108本塁打のレイエスらが加入。長打力アップが見込まれる新打線で「つなぎ役や塁に出る打者が絶対に必要。僕みたいなタイプが生きてくる」と自身の役割を再認識した様子だった。一昨年に骨折した左膝の状態は良好といい「走れるだけ走る。（攻撃の）アクセントになれれば」と、昨季12個だった盗塁数のアップにも意欲を示した。
同期入団の上沢がレイズとマイナー契約を結んだ。キャンプ招待選手から昇格に挑む決意に、松本剛は「僕もスイッチが入った。もっと向上心を持ってやらなきゃいけないと思わせてくれた」と刺激を受けていた。
「ゼロからアピール」 野村、主砲返り咲きへ
日本ハムの野村が14日、伊江島で練習を公開した。昨季は新庄監督から4番を託されながらも、2軍落ちを経験するなど期待に応えられなかった。主砲返り咲きへ「僕の評価は去年より厳しくなる。ゼロからアピールしないと出られない」と、自身の尻をたたき、打撃を磨いている。
米大リーグのレイズとマイナー契約した上沢とは一緒に食事に行く間柄で「より厳しい環境に行っているので（自分も）うだうだ言ってられない」と感化されていた。
（共同通信）
