昨季リーグ最多セーブのサウスポーが1軍に合流した。阪神の岩崎が16日、宜野座キャンプでブルペンに入り、直球主体に60球を投げた。岡田監督が見守る中、抜群の制球力で順調ぶりを示し「場所も雰囲気も変わって引き締まる感じ」と語った。
11年目、32歳のベテランは監督から調整のペースを一任された。キャンプ前半は2軍で過ごして投げ込みながら「コンディションを最優先に状態を上げてきた」という。
チームの目標は球団初のリーグ連覇。今季も守護神としての役割を担うとみられるが「どこをやるか分からない」と言う。任される仕事に関係なく「準備することは変わらない。今やるべきことをしっかりやりたい」と緩みはない。今後は変化球にも磨きをかけて仕上げながら、実戦に備えていく。
(共同通信)