山川が特大2ラン　「どすこいポーズ」も披露　ソフトバンク　対外試合

　今季初の対外試合で特大のアーチをかけるあたりはさすがだ。ソフトバンクの山川が24日、宮崎市での台湾チームとの練習試合で2ラン。球場をどよめかせ「勝つために本塁打、打点を挙げたい」と自信たっぷりの表情で話した。

　三回無死二塁で初球を振り抜くと、打球は左翼ポール際に吸い込まれた。柳田から「見たい、見たい」と求められ、一緒に本塁打後のパフォーマンス「どすこいポーズ」を披露した。

　左翼フェンス直撃の2点二塁打を放った柳田の後の4番に座り「がんがん打ってくれると僕も乗っていける。勉強にもなる」とうなずく。西武時代に浅村（現楽天）と中軸を担った際には「何を打ったかを踏まえて、僕はどうしよう、というのもあった」と新天地でもイメージを膨らませている。試合後には室内練習場へ。「日々のルーティン。これをやったら一日の終わり」とマシン相手に約30分間、バットを振る姿は向上心の塊だった。

（共同通信）