ロッテの佐々木が25日、糸満市で韓国プロ野球ロッテとの練習試合で実戦初登板し、1回1安打無失点だった。全て150キロ超だった直球の最速は154キロ。13球の試運転に「直球はまだまだ良くなってくる」と冷静に語った。
先頭打者をフォークボールで空振り三振。次打者に151キロを左翼線への二塁打とされたが、後続を三邪飛、遊ゴロに打ち取った。投げた変化球はフォークだけで、受けた松川によると昨季まではやや横にも変化したが、ことしは真っすぐ落ちるという。一段の進化へ改良しているとみられ、佐々木は「いい形で決まった」と収穫に挙げた。
25日で沖縄キャンプが終了。体の強化を中心にマイペース調整を続けた1カ月を「トレーニングもやりたいことができた。あとは投球にどう生かしていけるか」と振り返った。次回は3月3日に高知市で西武との練習試合に登板する予定。
(共同通信)