上原が大乱調 2軍再調整へ
日本ハムの上原が8安打2四球6失点の大乱調で、自己最短の1回1/3で降板した。制球が不安定で「中継ぎに負担をかけてしまった」と悔しさをにじませた。1カ月半ぶりの1軍登板はふがいない結果に終わり、2軍再調整が決まった。
一回に先頭打者にいきなり四球を与え、5連打で3点を失った。二回は1死満塁を招き、森に適時打されてマウンドを降りた。新庄監督は「何とか試合をつくってもらいたかった。四球はいらんわ」と厳しい口調だった。
日本ハム・建山投手コーチ(上原に)「打たれたくない気持ちが強すぎて、後手になってしまった」
オリックス・西川(3安打2打点)「最初に一本出たのが大きかった。これを続けていけたら」
日本ハム―オリックス12回戦(日本ハム7勝5敗、18時、エスコンフィールド北海道、22067人)
オリックス
330 020 001|9
000 030 000|3
日本ハム
▽勝 本田3試合1勝
▽敗 上原3試合2敗
▽本塁打 若月1号(2)(鈴木)マルティネス5号(3)(鈴木)
▽二塁打 広岡、松本剛、太田、マルティネス
▽犠打 福田
▽犠飛 紅林
▽盗塁 茶野(1)
▽失策 山足、万波
▽試合時間 3時間38分
【評】オリックスが快勝した。一回に森、西川の適時打など5連打で3点を先行。二回も森、西川の適時打などで3点を加え、五回には若月が2ランを放った。4番手の本田が今季初勝利。日本ハムは上原が立ち上がりからつかまった。
(共同通信)