真っ赤なケラマツツジに純白のエゴノキ 渡嘉敷島を彩る 沖縄


真っ赤なケラマツツジに純白のエゴノキ 渡嘉敷島を彩る 沖縄 真っ赤な花が沿道を華やかに彩るケラマツツジ=8日、渡嘉敷村の村道阿波連線
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【渡嘉敷】渡嘉敷村の村花、ケラマツツジ(方言名・チチンバナ)が12月下旬ごろから開花し始めた。野山に数多く自生し、村道阿波連線の道路沿いなどにも植栽され、直径約10センチの真っ赤な花びらが華やかに彩って道行く人々の目を楽しませいる。

 ケラマツツジは慶良間諸島に由来し、島の名物の一つ。春から初夏にかけて見頃。

下向きに咲く純白のかれんなエゴノキの花=8日、渡嘉敷村の村道大谷線

 林道沿いや野山で見られるエゴノキ(エゴノキ科)は、純白のかれんな花を下向き咲かせ始め、香ばしい匂いに魅了される。4月ごろまで見頃だ。

 (米田英明通信員)