4月から市町村を担当してはや約4カ月が過ぎた。担当している南風原町津嘉山では7月27、28日に21年ぶりに、「津嘉山大綱曳き」が南風原町立津嘉山小学校で実施される。
本番を前に7日、津嘉山地域振興資料館で大綱曳きの綱打ちを取材した。住民ら500人以上が集まり、子どもからお年寄りまで一丸となって綱の準備に取りかかった。その熱量に圧倒された。
津嘉山大綱曳きの由来は約650年前に始まると伝えられ歴史は古い。1524年に大綱曳きが始まってから今年は500年にあたる節目の年。大綱曳きでは、旗頭もカナチ棒もゼロから作る。綱曳きにかける住民の思いもひとしお、熱いものがある。
喜びや大変さ、思い出…。さまざまな思いを聞きたい。本番が楽しみだ。
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私が書きました
田中 芳
(南風原町、豊見城市、南北大東村担当)