経済

ピザの自販機、3分で熱々 那覇の業者が国内製で初展開

ピザの自動販売機をPRするatariの田中大輔代表=18日、糸満市のTSUTAYA糸満店

 焼きたてのピザを提供する自動販売機が、18日までに県内2カ所に設置された。連休中の21日から販売を開始する予定だ。広島市のメーカーが製造した自販機で、国内メーカーが製造するピザ自販機の展開は全国初という。

 自販機を設置、運営するatari(那覇市)の田中大輔社長は「ピザの自販機が県内で始まる。買い物ついでに体験してほしい」とアピールした。

 80枚の冷凍ピザを保管する棚とオーブンを内部に備え付け、注文から3分で焼き上がる。ピザのサイズは直径24センチ。1枚千円。味は「マルゲリータ」「4種のチーズ」「ナポリ風ミックス」「バジルと5種のチーズ」の4商品を展開する。自販機1台に2種類の商品が入る。

 設置したのはフトン巻きのジロー宜野湾市愛知店、桃どん(那覇市首里)の2カ所。23日にツタヤ糸満店でも販売を開始するなど、9月末までに5台設置予定。今後、県内に10台の設置を目指している。

 atariの親会社は居酒屋「あしどり」を運営している。田中社長は「飲食業は人手不足が深刻だ。将来を考えると人手をかけず提供できる手段を持っておきたい」と導入を決めた。

 新型コロナで自販機の製造が遅れ、飲食業を取り巻く環境も変わるが、「非接触」で熱々のピザを提供できるのは「このタイミングに合っている」と話した。

 1台当たりの販売目標枚数は月700枚。10台設置時で年間7千万円の販売額を見込む。全国展開も視野に入れる。




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