琉球新報社 
【本部】沖縄県本部町の沖縄美ら海水族館のイルカショー「オキちゃん劇場」で3日、複数頭のオキゴンドウが主役のイルカショー「Winter Show」が始まった。サンタクロースにふんした飼育員との共演もあり、会場はクリスマス気分に包まれた。
複数頭によるオキゴンドウのイルカショーは国内唯一。飼育39年目を迎える「ゴンちゃん」や4歳になった繁殖個体の「サン」も登場し、息の合った連携や大ジャンプを披露した。ゴンちゃんがプレゼントの箱をサンタクロースに運んでくる場面では、会場から大歓声が上がった。
12月はサンタトレーナーとの共演、1月は新春をテーマにしたショーが開催される。毎日午前11時半、午後1時、午後3時のイルカショー終了後にはクリスマスや新春の飾りつけをバックに、イルカと写真を撮影することができる。各回20人限定。
久米島町の国吉政弥さん（34）と真弓さん（33）夫妻は「クリスマス気分を味わえるショーだった」と笑顔を見せた。
（松堂秀樹）
