2日は先島地方を中心に夏日を記録する地域もあり、暖かい正月になった。新年を迎え、多くの初詣客でにぎわった県内各地の神社や寺では、半袖や薄着で参拝する人の姿も多く見られた。
下地島では2日午後1時に26.3度となり、1月の観測史上最高を記録した。那覇市は午後1時38分に24.1度を記録した。
沖縄気象台によると、太平洋側に発達した高気圧があり、南から暖かく湿った風が吹き込んだことで暖かくなっているという。
那覇市の波上宮では参拝客がさい銭を投げ入れて手を合わせた。孫の受験を2月に控えているという上地安昭さん(80)=那覇市=は「合格祈念のお守りを買ったのですぐ渡したい」とほほ笑んだ。