大宜味・平南川増水18人救助 本島北部で大雨、警報も


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救出され、駐車場に向かう人たち=12日午後7時28分、大宜味村津波

 【大宜味】12日午後3時7分ごろ、大宜味村津波の平南川にあるター滝付近で、増水によって米軍関係者とみられる外国人ら18人が取り残された。国頭地区行政事務組合消防本部によると、午後7時半ごろまでに幼児を含む全員を救助した。けが人はいない。

 同本部などによると、河川は大雨で午後3時ごろから増水し、救助されるまで4時間以上取り残された。

 沖縄気象台によると、12日朝に大宜味村近隣の名護市と国頭村などに大雨洪水警報が出されていた。村内には観測地点がないが、名護市で午後3時ごろ、11日の1時間雨量最大値45ミリ、東村で午後3時17分に最大値41ミリの強い雨を記録していた。午後8時10分までの24時間降水量で渡名喜村では6月の観測史上最大の126ミリを観測した。