魅せたぞ浦添魂 パラ仲里選手、初の市民栄誉賞


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松本哲治浦添市長(左)から浦添市民栄誉賞の授与を受ける仲里進選手=13日、浦添市役所

 【浦添】浦添市は13日、リオデジャネイロ・パラリンピックの車いすラグビーで、日本初のメダル獲得に貢献した仲里進選手(39)=同市=に市民栄誉賞を授与した。

 市役所ロビーで開かれた祝賀式で表彰を受けた仲里選手は、銅メダルを胸に「浦添市で育ち、ここをベースに練習してきた。皆さんのおかげだ。(4年後の)東京大会でよりいい色のメダルを取れるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。

 浦添市民栄誉賞は2011年に設けられ、授与はこれが第1号。松本哲治市長は「絶対にメダルを取って帰ると約束してくれたが、現実になった。市民に感動と希望、夢を与えてくれた」と功績をたたえた。

 多くの市民が詰め掛け、祝福した。車いすラグビーのタックルを体験するコーナーもあった。