初詣は夏日 半袖姿で手合わせ 石垣で26.7度


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新年の願いを込めて手を合わせる参拝客=2日午後、那覇市の波上宮(諸見里真利撮影)

 2017年は正月から気温25度以上の夏日となった。1日は竹富町の志多阿原(波照間空港)で最高気温26・2度を記録、2日は石垣島で26・7度だった。その他の地点も4月中旬から5月上旬並みの気温となり、酉(とり)年は夏を先取りするスタートだった。沖縄気象台によると、冷たい空気を運ぶ大陸の高気圧が弱いため、晴れ間に気温が上昇したとみられる。雨が予報されている7日以降は気温が下がり、8、9日ごろから平年並みになる見込みだ。

 那覇市の波上宮は、元日から参拝客で長蛇の列ができた。半袖姿で手を合わせる人も見られた。家族3人で初詣した池間学さん(52)=那覇市=は「家族みんなが健康で、1年間笑って過ごせる年にしたい」と話した。