アフリカンダンスで九州金 「Link」全国大会へ


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渡慶次克彦教育長(後列右端)に金賞受賞を報告し、ダンスを披露したLinkのメンバーら=12日、那覇市役所

 沖縄県那覇市内の小中学生で構成するダンスチームLink(リンク)がこのほど、福岡県で開かれた第5回全日本小中学生ダンスコンクールの九州大会(中学生部門、オープン参加の部)で金賞を受賞した。12日に那覇市教育委員会の渡慶次克彦教育長を訪ね、受賞を報告した。九州代表として10月の全国大会に出場する。

 Linkのメンバーは、古蔵中3年の仲村渠麗愛(れいあ)さん、同2年の天久結羅(ゆいら)さん、同2年の新川愛結(あゆ)さん、同1年の大城あゆりさん、寄宮中2年の岸本心さん、古蔵小5年の仲村渠愛瑠(あいり)さんの6人。那覇市のスプラッシュMJJダンススクールに通っている。全国大会への出場は教室として4回目で、このチームでは初めて。

 米国出身のインストラクターアダム・プリンスさん(28)の指導でアフリカンダンスに挑戦した。夏休みは毎日、本番前日の夜まで特訓を乗り越えてきた。

 渡慶次教育長への報告後には、キレのあるアフリカンダンスを披露した。リーダーの麗愛さんはロサンゼルスでダンスを学び沖縄で教えることが夢だ。「全国大会でも金を取って報告に来たい」と力強く語った。渡慶次教育長は「一つの目標のために頑張った経験は後で自分のためになる」と激励した。