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沖縄独特の踊り、高校生のロボが再現 宮古島の「クイチャー」、三線演奏も

友松義徳教諭(右)の指導で川田琉太さん(左)と池間穂高さんらが開発した「クイチャーロボット」=15日、宮古島市の沖縄県立宮古工業高校

 沖縄県宮古島市の県立宮古工業高校でこのほど、電気情報科の生徒が宮古島の伝統的舞踊「クイチャー」を踊るロボットを開発した。2年生の池間穂高さん(17)と川田琉太さん(17)が中心となって製作した。クイチャー独特の手拍子や両手を上下に振る動作などを精巧に再現している。

3体のうち1体は三線を弾き、2体は一糸乱れぬ踊りを見せる。指導した友松義徳教諭は「高校生にしてはかなり難しい(仕組みの)ロボット」と完成度を評価する。2人は昨秋の体育祭で実際にクイチャーを踊ったばかり。「もしかしたら自分たちよりうまいかも」と話している。

 ロボットは19、20日に豊見城市民体育館で開催される「IT津梁まつり2018」で展示される。

 ロボットの開発は友松教諭から提案があり昨年10月末から始まった。同11月に開催された同校創立50周年記念式典で初披露された。 ロボットの動作は、別の生徒が踊る様子を動画で撮影し、プログラミングで落とし込んだ。式典で披露した際にはロボットの踊りにズレが生じていた。式典後、ソフトとプログラミングを変更して一糸乱れぬ動きをするまで改良した。

 池間さんは「プログラムの理解に時間が掛かった。宮古独特の踊りを再現できてうれしい」と話す。機体整備を担当した川田さんは「ロボットがあんなに正確に踊るとは思っていなくて驚いた」と語った。(梅田正覚)