功績たたえ6氏を表彰 琉球新報賞、贈呈式


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第54回琉球新報賞を受賞した(左から)南條喜久子氏、高山朝光氏、佐久本武氏、坂井裕氏、安里祥徳氏、古堅実吉氏=25日夜、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄

 琉球新報社は25日、第54回(2018年度)琉球新報賞の贈呈式と祝賀会を、沖縄県那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開いた。沖縄振興・自治、経済・産業、社会・教育、文化・芸術の各分野で県の振興と発展に貢献した6人の功績をたたえ、賞状と記念品を贈った。

 受賞者は(写真右から)元衆議院議員の古堅実吉氏(89)=沖縄振興・自治功労、元沖縄バヤリース会長の安里祥徳氏(88)=経済・産業功労、OCC名誉会長の板井裕氏(85)=同、元県酒造組合連合会会長の佐久本武氏(74)=同、沖縄ハワイ協会会長の高山朝光氏(83)=社会・教育功労、沖縄洋舞協会会長の南條喜久子氏(83)=文化・芸術功労。

 贈呈式で琉球新報社の玻名城泰山社長は「それぞれの分野で金字塔を打ち立てられた。今後、ますますのご活躍と後進の育成をお願い申し上げる」とあいさつした。来賓の謝花喜一郎副知事が「各分野で精励され、郷土の発展に大きく貢献された。深く敬意を表する」と祝辞を述べた。