オリオンビール(與那嶺清社長)は3日朝、2019年初荷式を浦添市城間の本社で開催した。社員や取引先企業など約550人が盛大な拍手で祝う中、オリオンドラフトやいちばん桜など約35キロリットル、350ミリリットルの缶ビール換算で約10万本分のビールを乗せた大型トラック8台が酒販店へ向かって出発した。獅子舞や演舞が今年最初の出荷を盛り上げた。
同社はことし5月で、1959年に初めてオリオンビールを発売してから60周年の節目を迎える。與那嶺社長は「創業以来、多くの県民の支援と愛顧を受けて歩んでこられた。役職員1人1人が新たな創業の年であるという強い気概を持って自己変革に果敢に挑戦し、新たな価値を創造し、新たな歴史を築いていこう。ことしも全社一丸となって沖縄のさらなる振興、発展に寄与する企業となれるよう挑戦していく」とあいさつした。【琉球新報電子版】