【糸満】慰霊の日を前に22日夕、沖縄全戦没者追悼式前夜祭(沖縄協会主催)が糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂であった。県遺族連合会や日本遺族会の関係者ら約400人が出席し、戦没者のみ霊の冥福を祈り、世界の恒久平和へ誓いを新たにした。
遺族代表者による献花や献鐘で始まり、出席者全員で戦没者へ黙とうした。その後、琉球古典音楽三流五派と琉球箏曲二派による芸能奉納が披露された。
同協会の清成忠男会長は「私たちは戦争への反省と世界平和確立への決意を新たにし、恒久平和の実現を訴え続けていくことを誓う」と述べた。