沖尚、甲子園の制覇期待 壮行激励会を開催


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甲子園に向けた意気込みを語る沖尚の比嘉公也監督とナイン=2日、那覇市の同校(金良孝矢撮影)

 9日に開幕する第96回全国高校野球選手権大会に出場する沖縄尚学の壮行激励会が2日、那覇市の同校で開かれた。保護者や学校関係者ら200人余りが出席し、4季連続で甲子園に挑むナインへ声援を送った。

 今春の選抜大会で準々決勝敗退後、チームは「対応力」をテーマに取り組んで来た。比嘉公也監督は「成果は着実に実を結んでいると確信している。沖尚野球部の新たな歴史を塗り替えて頂点まで駆け上がりたい」と決意を語った。主将の赤嶺謙、副将の砂川修、エースの山城大智もあいさつし「春に達成できなかった全国制覇という目標へ、経験を自信に変えて一丸となって戦う」などと語った。会場には何度も大きな拍手や指笛が鳴り響いた。
 沖尚は春夏通算13度目の出場で、夏は7度目。夏の甲子園で同校として初の2勝をクリアし、2010年に春夏連覇を達成した興南以来の県勢優勝を目指す。ナインは4日に現地へ出発、5日の甲子園練習に臨む。大会の組み合わせ抽選会は6日に行われる。