夢舞台懸け62校激突 全国高校野球沖縄大会


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組み合わせのくじを引く各校の主将=9日、北中城村中央公民館

 第97回全国高校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選会が9日、北中城村中央公民館で開かれ、1回戦30試合の対戦カードなどが決まった。初参加の未来沖縄を含む62校が6月20日の開幕から約1カ月間、夏の甲子園出場を懸けて熱戦を繰り広げる。

 辺土名と伊良部は部員不足のため参加を見合わせた。県春季大会優勝でチャレンジマッチを制した興南、春の選抜大会出場の糸満、春季大会準優勝の宮古、同3位の沖尚がシードされた。興南と糸満は2回戦から登場し、興南は本部―石川の勝者と対戦する。糸満は宜野湾―美里工の勝者と当たる。開幕試合は八重山農林―北中城、選手宣誓は抽選の結果、開邦主将の儀間敦生に決まった。1回戦で与勝と対戦する未来沖縄の主将新盛和司は「(4月にチームが立ち上がってから)2カ月、取り組んだ成果を全て出し切りたい」と意気込んだ。
 同大会は沖縄セルラースタジアム那覇を主会場に、北谷公園野球場、宜野湾市立野球場の3球場で行われる。開会式は20日午前9時から、決勝は7月19日午後1時からいずれも沖縄セルラースタジアム那覇で行われる予定。優勝校は8月6日から阪神甲子園球場で行われる全国高校野球選手権に出場する。