8月6日に開幕する第97回全国高校野球選手権大会に出場する興南の選手や我喜屋優監督が27日、学校関係者や県高野連役員と共に琉球新報社を訪れ、春夏連覇した2010年以来の出場となる甲子園へ意気込みを語った。
興南は5年ぶり10度目の夏の甲子園出場で、春夏通算で14度目。我喜屋監督は「中継プレーや決勝でのスクイズ外しなど、勝ち負けにつながる場面を経てきたことを選手は自信にして臨んでほしい。県民の期待を背に、勝つために甲子園に行く」と決意を述べた。
主将の比嘉龍寿は「粘り強く戦い、ワンチャンスをものにして勝ち進みたい」、副将の喜納朝規は「足元を見詰め、興南の野球に徹して一戦一戦を頑張る」と抱負を語り、エースの比屋根雅也は「緊張もあるが今までやってきたことを出し切り、県民にいい報告をしたい」と意気込んだ。
ナインは8月1日に出発。同3日に組み合わせ抽選会がある。