第97回全国高校野球選手権大会(6日開幕・阪神甲子園球場)に県代表として出場する興南高の選手たちが1日、現地へ向け出発した。壮行激励会が同日、那覇空港で行われ、県内の高校野球関係者や選手の父母らがナインへエールを送った。
県高校野球連盟の神谷孝会長は「県民に多くの感動と勇気と夢を与え、大輪の花を咲かせることを期待している」と激励した。
興南高の我喜屋優監督は「暑さ対策など、大会で起こり得ることを全て想定して練習をやってきた。全国一期待されるチームだという自覚を持って戦っていく」と抱負を述べた。
比嘉龍寿主将は「(春夏連覇した)2010年の時のように、という県民からの期待に応えたい。しかし優勝だけを見てしまっては足元をすくわれる。甲子園でも一歩一歩、一戦必勝で頑張る」と意気込んだ。
大会は3日に組み合わせ抽選会を行い、対戦相手が決まる。